鳩はなぜ、一般住宅の屋根の上に設置してあるソーラーパネルの下に巣をつくるのか?
2025年5月12日
鳩はなぜ、一般住宅の屋根の上に設置してあるソーラーパネルの下に巣をつくるのか?
近年、再生可能エネルギーの推進により、多くの一般住宅でソーラーパネルの設置が進んでいます。しかし、それに伴って新たな悩みの種となっているのが「鳩の営巣被害」です。とくに、ソーラーパネルの“下”に巣をつくるケースが非常に多く見受けられます。
今回は、鳩がなぜわざわざソーラーパネルの下に巣をつくるのか、その理由や対策について解説します。
鳩にとってソーラーパネルの下は「理想の住処」
1. 外敵から身を守れる安全な場所
ソーラーパネルの下は、周囲からは見えにくく、カラスや猫といった天敵から身を守るのに適しています。特に高所である屋根の上は、人の目も手も届かない「安全地帯」だと鳩は認識しています。
2. 雨風をしのげる構造
パネルの下はまるで“屋根の下の屋根”。直接雨風が当たらず、夏は直射日光を遮り、冬は風を防いでくれるため、温度も比較的安定しており、雛を育てるには最適な環境です。
3. 構造的なスキマがちょうどいい
ソーラーパネルは屋根との間に数センチ〜十数センチのすき間があり、鳩にとっては身体がすっぽり入る快適な空間。そのうえ、パネルの配線や金具が足場となり、巣を作るための支えにもなります。
放置するとどうなる?住人への影響
鳩が巣を作り、住み着くとさまざまなトラブルが起こります。
• 糞害による屋根材や配線の腐食
• 鳴き声や羽音による騒音被害
• 寄生虫やダニの発生リスク
• 太陽光発電のパフォーマンス低下
特に糞には強い酸性があり、屋根やパネルの金属部分を腐食させることがあるため、早めの対策が必要です。
鳩の侵入を防ぐための対策は?
1. 専用の防鳥ネットを設置
ソーラーパネルと屋根の間に防鳥ネットを張ることで、物理的に鳩の侵入をブロックします。これは現在最も効果的な方法です。
2. 忌避剤の使用
特定のにおいや粘着質の忌避剤を使って、鳩が近づきにくくする方法もありますが、パネルの劣化を防ぐため、設置場所には注意が必要です。
3. 定期的な点検と清掃
巣作りの兆候(小枝や羽根)が見られたらすぐに撤去。鳩は一度巣を作った場所に執着するため、早期対応が重要です。
まとめ
鳩にとってソーラーパネルの下は、まさに「自然が作った安全な住まい」。しかし、住宅の所有者にとっては深刻な被害につながる可能性があります。ソーラーパネル設置後は、鳩の被害対策もセットで考えることが重要です。
当社では、一般住宅向けのソーラーパネル防鳥ネット設置工事を行っております。
「最近屋根の上に鳩が増えてきた」「パネルの下から羽音がする」といったお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。
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