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鳩対策・鳥害対策事業ブログ

倉庫の梁に鳩が止まる理由と防止方法

物流倉庫の天井を見上げますと、鉄骨の梁に鳩が止まっていることがございます。

最初は一羽だけでも、そのまま放置いたしますと仲間が集まり、梁の上が休憩場所やねぐら、最終的には営巣場所になる可能性がございます。梁の下に商品や作業設備がある場合、鳩のフンによる汚損や衛生リスクにも注意が必要でございます。

倉庫の梁にいる鳩を追い払うだけでは、根本的な解決にはなりません。鳩が梁に止まる理由を理解し、建物の形状や被害状況に合わせた対策を行うことが重要でございます。

この記事では、「倉庫 梁 鳩対策」をご検討されている施設管理者様に向けて、鳩が梁を好む理由と具体的な防止方法を解説いたします。

鳩が倉庫の梁に止まる理由

鳩は偶然、倉庫の梁に止まっているわけではございません。
物流倉庫の梁は、鳩にとって安全で過ごしやすい条件が揃った場所でございます。

理由 詳細と習性
1.人や外敵が近づきにくい 倉庫の梁は床から離れた高い場所にあり、人が簡単に近づくことができません。猫やカラスなどの外敵からも狙われにくいため、鳩にとって安心して休める場所になります。日中は一時的な休憩場所として利用し、倉庫内が静かになる夜間には、ねぐらとして利用する場合もございます。
2.足を掛けやすい平らな部分がある H形鋼などの鉄骨梁には、鳩が足を掛けて体を安定させやすい平らな部分がございます。梁の幅が広い場所や、ボルト・金具・配管が組み合わさった場所は、特に鳩が止まりやすくなります。長時間とどまれる場所ほど、フンの堆積量も増えてまいります。
3.雨風や直射日光を避けられる 倉庫内の梁は、屋外の庇と同じように雨風を避けられる場所でございます。夏は強い直射日光を避けやすく、冬は冷たい風を受けにくいため、季節を問わず利用される可能性がございます。
4.周囲を見渡しやすい 高い梁の上からは、倉庫内部や搬入口の様子を見渡すことができます。人や車両の動きを確認しやすく、危険を感じた際にすぐ飛び立てるため、鳩にとって都合のよい待機場所になります。
5.営巣できる場所が近くにある 梁の接合部、配管の裏側、天井材との隙間、照明器具の上などには、巣材が引っ掛かりやすい場所がございます。わずかなスペースでも営巣する場合があり、巣作りが始まりますと執着が強くなり、繰り返し戻ってくるようになります。
6.倉庫への侵入口が確保されている 梁が快適な場所でも、鳩が倉庫内へ入れなければ被害は起こりません。長時間開放されている搬入口、シャッター、屋根と外壁の隙間、換気口、破損した防鳥ネットなどから侵入いたします。梁だけでなく侵入口も同時に調査する必要がございます。

梁に止まる鳩を放置するリスク

リスク 詳細と影響
商品や梱包材がフンで汚れる 梁の下に商品、段ボール、パレットなどがございますと、鳩のフンが直接落下する可能性がございます。外箱だけの汚れであっても商品の交換や再梱包が必要になり、特に食品・医薬品・化粧品などを扱う倉庫では衛生管理上の大きな問題になります。
床面の汚れや転倒事故につながる 床に落ちたフンは美観を損なうだけでなく、踏むと滑りやすくなることがございます。従業員様やご来訪者様の転倒事故を防ぐためにも、放置しないことが重要でございます。
設備の汚損や劣化を招く 照明、配管、ケーブルラックなどにフンや巣材が蓄積いたしますと、汚損や腐食、点検作業の妨げにつながる可能性がございます。電気設備付近に巣材が持ち込まれている場合は、設備トラブルにも注意が必要でございます。
フンや羽毛が倉庫内に広がる 蓄積したフンが乾燥いたしますと、細かな粉じんとなって飛散する可能性がございます。倉庫内の気流や空調、車両の走行などによって、羽毛や粉じんが広い範囲へ移動することも考えられます。
鳩が増えて被害範囲が拡大する 一羽の鳩が安全に過ごしている場所は、ほかの鳩にとっても安全な場所でございます。放置いたしますと複数の鳩が集まり、別の梁や配管へ移動して、被害範囲が広がる可能性がございます。

倉庫の梁に有効な鳩対策

梁の鳩対策には複数の方法がございます。梁の幅、長さ、高さ、周辺設備、鳩の執着度などを確認し、適切な方法を選びます。

対策工法 特徴と効果
1.防鳥スパイクを設置する 鳩が着地したり歩いたりできるスペースをなくす対策でございます。比較的幅の狭い梁や、決まった場所に止まっている場合に適しております。梁の幅や鳩の動線に合わせて隙間なく設置することが重要でございます。
2.防鳥ワイヤーを設置する 梁の上に細いワイヤーを張り、鳩が安定して着地できない状態をつくる方法でございます。外観への影響を抑えやすい一方、被害が軽い段階や休憩目的で飛来している場所で検討される対策でございます。
3.電気ショック式防鳥設備 鳩が接触した際に微弱な刺激を与え、危険な場所として学習させる方法でございます。梁の上部を広く利用されている場合や、スパイクを設置しにくい場所などで使用されます。
4.防鳥ネットで梁全体を遮断する 複数の梁に鳩が移動している場合は、防鳥ネットによる空間遮断が有効でございます。照明器具や感知器への干渉、排煙設備の動作、スプリンクラーの散水障害などを考慮した専門的な設計が必要でございます。
5.侵入口を塞ぐ 搬入口、換気口、屋根と外壁の隙間などを調査し、必要に応じて防鳥ネットや金網で侵入を防ぎます。「梁に止まらせない対策」と「倉庫内へ入れない対策」を組み合わせることが再発防止のポイントでございます。

フン清掃と除菌も同時に行う

梁への防鳥設備設置だけでなく、蓄積したフンや巣材の撤去も重要でございます。
フンや巣材を残したままにいたしますと、鳩がその場所へ戻ろうとする可能性がございます。また、梁上に大量のフンが残っておりますと、施工部材をしっかり固定できないこともございます。

高所に蓄積したフンを乾燥したまま掃いたり、エアブローで吹き飛ばしたりいたしますと、倉庫内に粉じんが広がるおそれがございます。適切な保護具と飛散防止措置を行った上で、洗浄・除菌・消臭を実施いたします。

梁の鳩対策で失敗しやすいポイント

失敗例 注意すべきポイント
鳩がいる場所だけを部分施工する 目に見える一部分だけにスパイクを設置いたしますと、隣の梁や照明器具へ移動することがございます。施工後にどこへ移動する可能性があるかまで考えることが重要でございます。
忌避剤だけで解決しようとする 一時的に鳩が離れる場合もございますが、刺激に慣れると戻ってくる可能性がございます。すでにねぐらや営巣場所として利用している場合は、物理的な防止対策が必要でございます。
ネットやスパイクに隙間がある わずかな未施工部分が残っておりますと、鳩はそこを新たな止まり場所として利用いたします。梁の接合部や配管の裏側など、施工しにくい部分も丁寧に処理する必要がございます。
施工後の点検を行わない 強風や振動、設備工事などによってネットや固定部材が緩むこともございますため、定期的な点検が必要でございます。

巣や卵、ヒナがある場合の注意点

梁の上に巣が作られている場合は、勝手に撤去しないよう注意が必要でございます。
鳩を含む野生鳥類やその卵は、鳥獣保護管理法によって保護されております。許可なく卵を撤去したり、ヒナを捕獲したりすることはできません。
巣の中に卵やヒナがいる可能性がある場合は、専門業者や関係行政機関へご相談いただき、法令に沿ってご対応くださいませ。

倉庫を稼働させながら施工する際の注意点

物流倉庫では、通常業務を継続しながら梁の鳩対策を行う場合がございます。
高所作業を安全に進めるためには、高所作業車の走行スペース、フォークリフトや作業員様との動線分離、商品や設備の養生、工事区画への立入制限など、事前の細やかな調整が必要でございます。
倉庫の稼働状況を把握したうえで、作業範囲と工程を計画いたします。

倉庫の梁に鳩を見つけたら早めにご相談ください

サンクトラストジャパン株式会社では、物流倉庫・工場・商業施設などの鳩対策工事を行っております。
現地調査によって、鳩が梁に止まる場所、倉庫への侵入口、フンの堆積状況、周辺設備への影響を確認し、建物に適した対策をご提案いたします。

ロープアクセス、高所作業車、ローリングタワーなどを活用し、通常では手が届きにくい高い梁にも対応可能でございます。
また、ビルメンテナンスの経験を生かし、施工だけでなく、商品や設備の養生、清掃品質、安全管理にも配慮して作業を行います。

まとめ

鳩が倉庫の梁に止まるのは、高所で安全性が高く、雨風を避けられ、長時間とどまりやすい環境だからでございます。
一時的に追い払いましても、梁が止まりやすい状態のままであれば、鳩は繰り返し戻ってまいります。

【10/1号 鳩対策ブログ】
倉庫の梁の鳩対策では、次の4点が重要でございます。

1. 鳩が止まる梁と移動経路を調査する
2. スパイク・ワイヤー・電気ショック・ネットを使い分ける
3. 倉庫への侵入口も同時に塞ぐ
4. フン清掃と施工後の定期点検を行う

鳩の数が増え、営巣が始まる前に対策することで、商品の汚損や設備への被害を抑えやすくなります。
物流倉庫の梁に止まる鳩でお困りの企業様は、サンクトラストジャパン株式会社へお気軽にご相談くださいませ。

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