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鳩対策・鳥害対策事業ブログ

物流倉庫に鳩が侵入する原因と対策

物流倉庫の中に鳩が入り込み、追い払っても何度も戻ってくる…。

このような鳩侵入の問題にお悩みの企業様は少なくございません。

物流倉庫は、搬入口やシャッターを長時間開放することが多く、天井付近には梁や配管など、鳩が止まりやすい場所が数多くございます。
雨風を避けられ、人や外敵が近づきにくいため、鳩にとって安全な休憩場所や営巣場所になりやすい環境なのでございます。

倉庫の鳩侵入を防ぐには、鳩を見つけるたびに追い払うだけでは不十分でございます。
侵入する原因と経路を特定し、建物の構造や運用状況に合わせて対策する必要がございます。

本記事では、物流倉庫に鳩が侵入する主な原因と、侵入口ごとの具体的な対策について解説いたします。

なぜ物流倉庫に鳩が侵入するのか

鳩が倉庫へ侵入する背景には、建物の構造だけでなく、倉庫特有の運用方法も関係しております。
まずは、主な原因を確認してまいりましょう。

原因1.搬入口やシャッターが長時間開いている

物流倉庫では、荷物の搬入・搬出やトラックの出入りに合わせて、シャッターを長時間開放することがございます。
鳩は最初から倉庫内に巣を作ろうとして入るとは限りません。雨宿りや一時的な休憩のために入り、その後、梁やラックの上などに安全な場所を見つけることで定着するケースがございます。
特に、搬入口の正面に鳩が止まりやすい屋根、電線、看板、街灯などがある場合は注意が必要でございます。そこを待機場所として利用し、人や車両の動きが少なくなったタイミングで侵入することがございます。

具体的な対策
• 必要のない時間帯はシャッターを閉める
• 搬入口の開放時間をできる限り短くする
• 防鳥カーテンや間仕切りネットを設置する
• 搬入口付近の庇や看板にも対策を行う
• 鳩の侵入が多い時間帯を記録する

シャッターを常時閉められない倉庫では、業務に支障が出ない範囲で、鳩が通過しにくい仕組みをつくる必要がございます。

原因2.屋根や外壁に隙間がある

倉庫の鳩侵入は、正面の搬入口からだけとは限りません。
屋根と外壁の間、換気口、ガラリ、排煙窓、天窓周辺など、人からは見えにくい高所の隙間から侵入することもございます。
古い倉庫では、経年劣化によって外壁材がずれたり、設備工事後の開口部が残っていたりする場合がございます。鳩は小さな隙間を見つけると、繰り返し同じ経路を利用いたします。

具体的な対策
• 屋根と外壁の接合部を点検する
• 換気口やガラリに防鳥用金網を設置する
• 排煙窓など可動部分の動作を妨げない方法で対策する
• 不要な開口部を適切な材料で塞ぐ
• 高所を含めて建物外周を調査する

地上からの目視だけでは発見できないこともあるため、高所作業車やロープアクセスによる調査が必要になる場合がございます。

原因3.梁や配管が鳩の止まり場所になっている

物流倉庫の天井付近には、鉄骨梁、配管、ケーブルラック、照明器具など、鳩が止まりやすい場所がございます。
高所は人が近づきにくく、鳩にとって安全性の高い場所でございます。外から侵入した鳩が梁の上で休むようになると、やがて夜間のねぐらや営巣場所として利用する可能性がございます。
梁の下に商品、作業台、搬送設備などがある場合は、フンによる汚損リスクが高くなります。

具体的な対策
• 梁や配管に防鳥スパイクを設置する
• 広い範囲は防鳥ネットで遮断する
• 設置場所に応じて電気ショック式防鳥設備を使用する
• 巣材やフンを清掃して定着の痕跡を取り除く

一部分だけを施工いたしますと、鳩が隣の梁へ移動することがございます。鳩の移動経路を確認し、必要な範囲をまとめて対策することが重要でございます。

原因4.倉庫周辺に餌や水がある

鳩が倉庫周辺に集まる原因として、餌や水の存在も見逃せません。
従業員様の休憩スペースに残された食べ物、廃棄物置き場、荷物からこぼれた穀物や食品原料、水たまり、排水設備などが鳩を呼び寄せることがございます。
倉庫内に餌がなくても、周辺で餌を確保し、安全な倉庫内で休憩・営巣するケースがございます。

具体的な対策
• 食品や廃棄物を放置しない
• ゴミ箱にふたを設置する
• 穀物や原料がこぼれた場合は速やかに清掃する
• 水たまりや漏水を改善する
• 従業員様や近隣への餌やり禁止を周知する
• 倉庫周辺の清掃を定期的に行う

建物だけでなく、敷地全体の環境を整えることが鳩侵入の予防につながります。

原因5.庇や屋上設備が待機場所になっている

搬入口の庇、看板、屋上の室外機、太陽光パネル、配管スペースなどは、鳩が倉庫内へ侵入する前の待機場所になりやすいポイントでございます。
倉庫内部だけを対策いたしましても、建物の周囲に鳩が集まり続けていれば、シャッターが開いた瞬間に再侵入される可能性がございます。

具体的な対策
• 庇や看板に防鳥スパイクを設置する
• 室外機や太陽光パネル周辺を防鳥ネットで塞ぐ
• 屋上や外壁にある巣を早期発見する
• 建物外周のフン清掃を行う
• 鳩が集まる場所を定期的に巡回する

倉庫の鳩対策では、内部と外部を分けず、建物全体を一つの生息環境として確認することが大切でございます。

原因6.既存の防鳥ネットが破損している

すでに防鳥ネットを設置している倉庫でも、ネットが破れている、固定金具が外れている、建物との間に隙間ができているなどの理由で鳩が侵入する場合がございます。
防鳥ネットは、一度取り付ければ永久に使えるものではございません。台風や強風、設備工事の後には、破損や隙間がないか点検する必要がございます。

具体的な対策
• ネット全体の張り具合を確認する
• 接続部分や固定金具を点検する
• 補修で対応できない場合は張り替える
• 設備工事後の復旧状況を確認する
• 定期点検の計画を立てる

鳩の侵入口を特定する調査ポイント

効果的な対策を行うためには、最初に侵入口を正確に特定することが重要でございます。
調査では、次のような痕跡を確認いたします。

確認すべき痕跡
• フンが集中している場所
• 羽毛が落ちている場所
• 巣材や枝が運び込まれている場所
• 鳴き声が聞こえる場所
• 梁や床に残った足跡
• 鳩が飛び立つ方向
• シャッター開放時の侵入状況
• 建物外周で鳩が待機している場所

フンが落ちている場所の真上には、鳩の止まり場所がある可能性がございます。
ただし、空調の風や建物内の気流によって羽毛や乾燥したフンが移動することもあるため、床面だけで判断せず、天井や梁まで確認する必要がございます。

物流倉庫で有効な鳩侵入対策

対策工法 特徴と効果
防鳥ネット 開口部、庇、吹き抜け、屋根裏などの広い範囲に適しております。隙間なく正しく施工できれば、鳩侵入を防ぐうえで非常に高い効果が期待できます。
※シャッターや照明等に干渉しない設計が必要でございます。
防鳥スパイク 梁、看板、配管、庇など、比較的狭い着地場所に適しております。
設置範囲が足りないと隣へ移動するだけになるため、周辺も含めた検討が必要でございます。
電気ショック式防鳥設備 微弱な刺激によって、鳩に「この場所は危険」と学習させる方法でございます。
ネットを張りにくい場所や、景観への配慮が必要な場所などで活用されます。
防鳥カーテン・間仕切り 搬入口を長時間開放する倉庫において、侵入経路を制限する方法でございます。
フォークリフトや大型車両の動線を妨げない設計が必要でございます。
フン清掃・除菌 臭いや痕跡によって鳩が戻ろうとするのを防ぐため、対策工事と合わせてフン清掃や除菌を行うことが大切でございます。

鳩を見つけたら早期対策が重要です

最初は一羽だけでも、放置いたしますと仲間を呼び、休憩場所からねぐら、さらに営巣場所へと被害が進行する可能性がございます。

被害進行の段階
1. 倉庫周辺へ飛来する
2. 庇や屋根で休憩する
3. 搬入口から倉庫内へ侵入する
4. 梁や配管をねぐらにする
5. 巣を作り、卵を産む
6. フンや羽毛による被害が拡大する

巣や卵、ヒナが確認される段階になりますと、対策が複雑になります。
鳩を含む野生鳥類やその卵は、鳥獣保護管理法によって保護されております。許可なく卵を撤去したり、ヒナを捕獲したりすることはできません。
自己判断で巣を撤去せず、専門業者や関係行政機関へご相談くださいませ。

倉庫の稼働を止めずに工事できる?

現場の状況によっては、倉庫を稼働させながら鳩対策工事を行うことも可能でございます。
施工前には、次の点を確認いたします。

施工前の確認事項
• 入出荷の時間帯
• フォークリフトや作業員様の動線
• 商品や設備の養生範囲
• 高所作業車を配置するスペース
• 作業可能な時間帯
• 立入禁止区画の設定
• 火気や電気設備に関する制限

物流業務への影響を抑えるためには、倉庫の管理ご担当者様と施工業者が事前に作業計画を共有することが重要でございます。

複数拠点を持つ企業様で注意したいこと

複数の物流倉庫を展開されている企業様では、拠点ごとに異なる鳩対策を行っている場合がございます。
判断基準が統一されていないと、被害が深刻になるまで報告されなかったり、応急処置だけで終わったりする可能性がございます。

早期発見につながる管理ルール
• 鳩を発見した際の報告基準
• フンや巣を確認する巡回項目
• 写真を使った被害記録
• 専門業者へ相談するタイミング
• 防鳥設備の点検時期
• 台風や設備工事後の確認方法

全拠点で情報を共有し、同じ基準で管理することが重要でございます。

よくあるご質問

ご質問 回答
鳩を追い払えば解決しますか? 一時的に追い払うだけでは、再び戻ってくる可能性がございます。侵入口と止まり場所を特定し、物理的な対策を行う必要がございます。
倉庫内の一部分だけでも施工できますか? 可能でございますが、鳩が未施工の場所へ移動する場合がございます。現地調査を行い、周囲への移動リスクを確認したうえで施工範囲を決めることが大切でございます。
高い天井や梁にも対応できますか? 高所作業車、ローリングタワー、ロープアクセスなどを使用することで対応可能でございます。
夜間や休業日に施工できますか? 現場の状況や施工内容によって調整可能でございます。入出荷や倉庫内作業への影響を抑えられるよう事前に工程を計画いたします。
古い防鳥ネットの点検や張り替えも依頼できますか? 対応可能でございます。破れ、隙間、劣化状況などを確認し、部分補修または張り替えをご提案いたします。

物流倉庫の鳩侵入でお困りならご相談ください

サンクトラストジャパン株式会社では、物流倉庫・工場・商業施設などを対象に、鳩被害の調査と対策工事を行っております。
建物の構造や鳩の行動を確認し、防鳥ネット、防鳥スパイク、電気ショック式防鳥設備などから、現場に適した方法をご提案いたします。

ロープアクセス、高所作業車、ローリングタワーを活用した高所施工にも対応しております。また、ビルメンテナンスの経験を生かし、防鳥工事だけでなく、鳩のフン清掃や衛生面にも配慮した作業を行っております。

【このようなお悩みはございませんか?】
• 倉庫内で鳩を見かけるようになった
• 搬入口から鳩が侵入している
• 梁やラックの上に鳩が止まっている
• 商品や梱包材にフンを落とされている
• 鳴き声はするが居場所が分からない
• 既存の防鳥ネットが破損している
• 複数の物流拠点をまとめて対策したい

このようなお悩みがございましたら、被害が拡大する前にお問い合わせくださいませ。

まとめ

物流倉庫に鳩が侵入する主な原因は、開放された搬入口、屋根や外壁の隙間、鳩が止まりやすい梁、周辺の餌や水、既存防鳥設備の破損などでございます。
効果的な鳩侵入対策を行うには、倉庫内だけを見るのではなく、外周や屋上を含めて侵入経路と待機場所を調査する必要がございます。

防鳥ネット、防鳥スパイク、電気ショック式防鳥設備、フン清掃などを現場に合わせて組み合わせ、施工後も定期的に点検することが再発防止につながります。
物流倉庫の鳩侵入調査・防鳥工事・フン清掃は、サンクトラストジャパン株式会社へお気軽にご相談くださいませ。

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