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鳩対策・鳥害対策事業ブログ

物流倉庫の鳩対策|侵入を完全に防ぐ方法とは

物流倉庫で鳩の姿や鳴き声を見かけておられませんでしょうか?

「追い払ってもすぐに戻ってくる」
「天井や梁に巣を作られてしまった」
「商品や床が鳩のフンで汚れて困っている」

物流倉庫の鳩対策で重要なのは、一時的に鳩を追い払うことではございません。鳩が倉庫内へ侵入できない環境をつくり、休憩・営巣できる場所をなくすことでございます。

この記事では、物流倉庫への鳩の侵入を防ぐための具体的な対策、侵入口の場所ごとの対策の選び方、費用の目安、実際の施工事例を解説いたします。

工場・倉庫全体の鳩対策については工場・倉庫の鳩対策|侵入・糞害・営巣を防ぐ法人向け対策ガイドで、物流倉庫の対策と費用については鳩撃退で生産性と信頼を守る実践ガイド【物流倉庫向け完全対策】で詳しく解説しております。

物流倉庫への鳩の侵入を防ぐ対策

物流倉庫に鳩が集まる理由と、放置するリスク

物流倉庫は、搬入口やシャッターが長時間開いていること、天井が高く梁や配管など止まりやすい場所が多いこと、雨風を避けられることなどから、鳩にとって非常に過ごしやすい環境でございます。一度「安全な場所」と認識されますと、追い払っても繰り返し戻ってくる可能性が高くなります。

鳩が侵入する原因は、物流倉庫に鳩が侵入する原因と対策で6つに分けて詳しく解説しております。

侵入を放置いたしますと、商品や梱包材の汚損、衛生環境の悪化、設備の腐食、従業員様の転倒事故、取引先様からの信用低下などにつながります。物流倉庫の鳩対策は、単なる美観上の問題ではなく、品質管理や企業信用をお守りするための重要な施設管理でございます。

市販の鳩対策グッズだけでは解決しにくい理由

忌避剤、磁石、反射材、超音波装置、鳥よけ模型などは、一時的に警戒させる効果が期待できるものもございますが、鳩が刺激に慣れますと効果が弱くなる場合がございます。

特に、すでに倉庫内を寝床や営巣場所として利用している鳩は、その場所に対する執着が強く、簡単には離れません。根本的に解決するためには、鳩がどこから侵入し、どこに止まり、どのような経路で移動しているのかを調査したうえで、建物に合った対策を実施する必要がございます。

物流倉庫への侵入を防ぐ効果的な鳩対策

1.侵入口を徹底的に調査する

まずは、鳩の侵入経路を正確に把握いたします。物流倉庫では、主に次の場所が侵入口になります。

  • 搬入口・荷さばき場
  • 開放されたシャッター
  • 屋根と外壁の隙間
  • 換気口やガラリ
  • 軒下や庇の隙間
  • 建物同士の接続部分
  • 壊れた防鳥ネットの隙間
  • 排煙窓や天窓周辺

鳩はわずかな隙間からでも侵入いたします。目立つ入口だけを塞ぎましても、別の場所から再侵入されることがございます。現地調査ではフンの量、羽毛、巣材、鳴き声、飛来方向などを確認し、建物全体から侵入経路を特定いたします。

2.防鳥ネットで物理的に遮断する

物流倉庫で最も確実性の高い方法の一つが、防鳥ネットによる物理的な侵入防止でございます。庇、荷さばき場、吹き抜け、屋根裏、開口部などを適切な防鳥ネットで遮断し、鳩が内部へ入れない環境をつくります。

ただし、ネットを設置するだけでは十分ではございません。次のような条件を考慮した設計と施工が必要でございます。

  • 建物との間に隙間がないか
  • シャッターや設備の動作を妨げないか
  • フォークリフトや大型車両と干渉しないか
  • 強風や紫外線に耐えられるか
  • 点検や設備更新の際に支障がないか

わずかな隙間や固定不良がございますと、鳩が侵入したりネットが垂れ下がったりするため、物流倉庫の構造を理解した専門的な施工が求められます。

3.梁や配管に防鳥スパイクを設置する

鳩が止まりやすい梁、看板、配管、照明器具、庇などには、防鳥スパイクを設置いたします。防鳥スパイクは鳩を傷つけるためのものではなく、着地や滞在をしにくくするための対策でございます。設置範囲が不十分だと、鳩がスパイクのない場所へ移動するだけになってしまうため、鳩の行動範囲を確認し、必要な場所をまとめて対策いたします。

倉庫内の梁の対策は、倉庫の梁に鳩が止まる理由と防止方法で詳しく解説しております。

4.電気ショック式防鳥システムを活用する

景観上ネットを設置しにくい場所や、広い面に鳩が止まる場合には、電気ショック式の防鳥設備が有効でございます。鳩が接触したときに微弱な刺激を与え、その場所を危険な場所として学習させます。設置場所や建物構造によって向き不向きがあるため、防鳥ネットやスパイクとの使い分けが重要でございます。

5.フン清掃と除菌を同時に行う

鳩には帰巣本能があり、フンや巣が残っている場所へ戻ろうとする傾向がございます。そのため、防鳥設備の施工にあわせて、蓄積したフンや巣材を取り除き、必要に応じて洗浄・除菌を実施いたします。フンを乾燥したまま掃いたり、強く吹き飛ばしたりいたしますと粉じんが広がるおそれがあるため、適切な保護具と手順で作業いたします。

侵入口の場所ごとの対策の選び方

侵入口や鳩の待機場所ごとに、検討する対策をまとめますと次の通りでございます。

侵入口・待機場所 検討する対策
搬入口・シャッター 開口部周辺の防鳥ネット、防鳥カーテン・開閉式ネットカーテン
搬入口の上の庇・荷さばき場 庇の天井面を防鳥ネットで全面遮断
屋根と外壁の隙間・換気口・ガラリ 防鳥用金網や防鳥ネットで塞ぐ(排煙窓など可動部は動作を妨げない方法で)
庇の上面・看板・パラペット 防鳥スパイク、電気ショック式防鳥設備
侵入後に止まる梁・配管 防鳥スパイク、天井面の防鳥ネット
既存の防鳥ネットの破れ・隙間 点検のうえ、部分補修または張り替え

シャッターを閉められない倉庫ではどう対策する?

稼働中の物流倉庫では、搬入口のシャッターを常時閉めることが難しい場合がございます。その場合は、次のような対策を組み合わせます。

  • 防鳥カーテンやシートを設置する
  • 開口部周辺に防鳥ネットを設置する
  • 鳩が待機する庇や看板にスパイクを設置する
  • 搬入口周辺の餌や水を除去する
  • シャッターの開放時間を見直す
  • 侵入後に止まる梁や配管を対策する
  • 定期巡回で巣作りの兆候を早期発見する

作業車両や従業員様の動線、入出荷スケジュールを確認し、倉庫の稼働を止めずに施工する計画を立てることも可能でございます。

どこから入っているか分からない場合もご相談ください

現地調査で侵入経路と待機場所を特定し、倉庫の運用に合わせた侵入防止策をご提案いたします。
現地調査・お見積りは無料でございます。

無料現地調査を依頼する
お電話:0120-939-982(平日9:00〜18:00)

侵入防止対策にかかる費用の目安

施工範囲・内容 費用の目安
シャッター開口部1か所:防鳥ネット 10万〜30万円
屋上・パラペット:電気ショック 40万〜120万円
H鋼フランジ・梁全域:防鳥スパイク 30万〜80万円(大型案件は要相談)
小規模(約400㎡):糞清掃+防鳥ネット 60万〜170万円
中規模(約750㎡):糞清掃+防鳥ネット 110万〜230万円
大規模(750㎡以上):糞清掃+防鳥ネット 180万〜340万円以上

※糞の清掃・消毒は、防鳥施工とあわせて行います。
※倉庫の規模・高さ・作業方法によって変動いたします。正式な金額は現地調査のうえでお見積りいたします(現地調査・お見積りは無料)。

施工事例|庇・開口部からの侵入を防いだ倉庫

弊社グループが運営する専門メディア『鳩対策ソリューションズ』で紹介している施工事例から、搬入口まわりの庇や開口部を対策した3件をご紹介いたします。

エリア・施設 被害の状況 施工内容 工期・施工条件
千葉県柏市 大型物流倉庫 トラックヤードの庇に大量に飛来・営巣し、荷役中の従業員やトラックに糞が落下 庇の天井面全面に防鳥ネット(目合い50mm) 8日間/稼働中に日中・夜間の交代制で施工
茨城県つくば市 大型物流倉庫 庇の鉄骨・梁に定着・営巣し、搬入出エリアに糞が落下 庇の天井面全面に防鳥ネット(目合い15mm) 5日間/夜間のみ施工(22:00〜翌7:00)、昼間の搬入出は継続
京都市山科区 倉庫 庇の鉄骨・梁に営巣し、シャッター前や従業員の通路に糞が落下 庇の天井面・屋根面・シャッター上部に防鳥ネット(目合い15mm) 1日間/平日の業務を避けて土曜日に施工

搬入口の上の庇は、鳩が倉庫内へ侵入する前の待機場所になりやすい場所でございます。3件とも、鳩がいる一部ではなく庇の全面をネットで塞ぐことで、庇への飛来・営巣と糞の落下を止めております。

各事例の写真は、表のリンク先でご覧いただけます。

「鳩の侵入を完全に防ぐ」ために必要なこと

鳩の侵入を限りなくゼロに近づけるためには、一つの商品や方法だけに頼らず、複数の対策を組み合わせる必要がございます。重要なポイントは次の5つでございます。

  1. 建物全体の侵入経路を調査する
  2. 防鳥ネットなどで侵入口を物理的に塞ぐ
  3. 梁や庇などの滞在場所をなくす
  4. フン・巣材の清掃と除菌を行う
  5. 施工後も定期的に点検する

特に大規模な物流倉庫では、部分的な対策だけでは鳩が別の場所へ移動し、被害範囲が広がることがございます。建物全体を確認し、鳩の侵入・移動・休憩・営巣までを一つの流れとして捉えた対策が必要でございます。

巣や卵、ヒナがいる場合の注意点

鳩を含む野生鳥類やその卵は、鳥獣保護管理法によって保護されております。許可なく卵を撤去したり、ヒナを捕獲・処分したりすることはできません。すでに巣が作られている場合は、自己判断で撤去せず、専門業者または関係行政機関へご相談くださいませ。

物流倉庫の鳩対策は専門業者へご相談ください

サンクトラストジャパン株式会社では、物流倉庫・工場・商業施設などの鳩対策工事に対応しております。防鳥ネット、防鳥スパイク、電気ショック式防鳥設備を、建物の構造や鳩の生息状況に合わせてご提案いたします。

ロープアクセス、高所作業車、ローリングタワーなどを活用し、高い天井や梁、庇、外壁などの高所にも対応可能でございます。施工後は5年保証をご用意しております。

このようなお悩みはございませんか?

  • 倉庫内に鳩が侵入している
  • 梁やラックの上に鳩が止まっている
  • 商品やパレットへのフン被害が発生している
  • 他社で対策したが被害が再発した
  • 既存の防鳥ネットが破損している
  • 倉庫を稼働させながら施工したい
  • 複数拠点をまとめて調査・対策したい

このようなお悩みがございましたら、被害が拡大する前にご相談くださいませ。

まとめ

物流倉庫の鳩被害を根本的に解決するには、追い払いだけではなく、侵入経路を特定して物理的に遮断することが重要でございます。防鳥ネット、スパイク、電気ショック式防鳥設備、フン清掃を、侵入口や待機場所に合わせて組み合わせることで、鳩が侵入・滞在・営巣しにくい環境をつくれます。

鳩のフンによる商品汚損や設備劣化が発生する前に、早めの調査と対策をご検討くださいませ。物流倉庫の鳩対策・現地調査・お見積もりは、サンクトラストジャパン株式会社へお気軽にお問い合わせください。

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