物流倉庫で鳩の姿や鳴き声を見かけておられませんでしょうか?
「追い払ってもすぐに戻ってくる」
「天井や梁に巣を作られてしまった」
「商品や床が鳩のフンで汚れて困っている」
このような被害を放置いたしますと、商品の汚損や設備の腐食、衛生環境の悪化など、物流倉庫の運営に深刻な影響を与える可能性がございます。
物流倉庫の鳩対策で重要なのは、一時的に鳩を追い払うことではございません。鳩が倉庫内へ侵入できない環境をつくり、休憩・営巣できる場所をなくすことでございます。
この記事では、物流倉庫に鳩が侵入する原因と、侵入を防ぐための効果的な対策について解説いたします。

物流倉庫に鳩が集まる理由
物流倉庫は、鳩にとって非常に過ごしやすい環境でございます。
特に次のような条件が揃っている倉庫は、鳩の被害が発生しやすくなります。
| 鳩が好む物流倉庫の条件 |
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• 搬入口やシャッターが長時間開いている • 天井が高く、人の手が届きにくい • 梁や配管、照明器具など止まりやすい場所が多い • 雨風を避けられる • フォークリフトや車両の出入りが多く、侵入に気づきにくい • 周辺に餌場や水場がある • 庇や室外機、看板の裏側などに営巣できる |
物流倉庫の高い梁やラック上部は外敵から身を守りやすいため、鳩にとって安全な休憩場所や営巣場所になります。
一度「安全な場所」と認識されますと、追い払っても繰り返し戻ってくる可能性が高くなります。
鳩の侵入を放置することで発生するリスク
商品や梱包材の汚損
倉庫内に侵入した鳩が商品や段ボール、パレットの上にフンを落としますと、商品として出荷できなくなることがございます。
外箱だけの汚れであっても、荷主様や納品先様から交換を求められる可能性がございます。商品の再梱包、廃棄、返品対応などが発生いたしますと、直接的な損失だけでなく作業負担も増加いたします。
倉庫内の衛生環境悪化
鳩のフンや羽毛が蓄積いたしますと、倉庫内の衛生環境が悪化いたします。
乾燥したフンが粉じんとなって飛散するほか、ダニや害虫が発生する原因にもなります。特に食品・医薬品・化粧品などを取り扱う倉庫では、より厳格な衛生管理が必要でございます。
建物や設備の腐食・故障
鳩のフンを長期間放置いたしますと、屋根材、鉄骨、配管、看板、室外機などの汚れや劣化につながります。
照明器具や電気設備の周辺にフンや巣材が蓄積いたしますと、設備トラブルや火災リスクにも注意しなければなりません。
従業員の安全性と作業効率への影響
床に落ちたフンは滑りやすく、転倒事故の原因になることがございます。
また、鳴き声や羽音、落下するフンへの不安は、従業員様の作業環境にも影響いたします。清掃や商品の移動など、本来必要のない作業が増えることも問題でございます。
企業イメージや取引先からの信用低下
ご来訪されたお取引先様が、倉庫内に鳩が飛んでいる状況や大量のフンを目にされますと、衛生管理に不安を抱かれる可能性がございます。
物流倉庫の鳩対策は、単なる美観上の問題ではなく、品質管理や企業信用をお守りするための重要な施設管理でございます。
市販の鳩対策グッズだけでは解決しにくい理由
ホームセンターやインターネットでは、忌避剤、磁石、反射材、超音波装置、鳥よけ模型など、さまざまな鳩対策用品が販売されております。
一時的に警戒させる効果が期待できるものもございますが、鳩が刺激に慣れますと効果が弱くなる場合がございます。
特に、すでに倉庫内を寝床や営巣場所として利用している鳩は、その場所に対する執着が強く、簡単には離れません。
根本的に解決するためには、鳩がどこから侵入し、どこに止まり、どのような経路で移動しているのかを調査したうえで、建物に合った対策を実施する必要がございます。
物流倉庫への侵入を防ぐ効果的な鳩対策
1.侵入口を徹底的に調査する
まずは、鳩の侵入経路を正確に把握いたします。
物流倉庫では、主に次の場所が侵入口になります。
| 主な侵入経路 |
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• 搬入口・荷さばき場 • 開放されたシャッター • 屋根と外壁の隙間 • 換気口やガラリ • 軒下や庇の隙間 • 建物同士の接続部分 • 壊れた防鳥ネットの隙間 • 排煙窓や天窓周辺 |
鳩はわずかな隙間からでも侵入いたします。そのため、目立つ入口だけを塞ぎましても、別の場所から再侵入されることがございます。
現地調査ではフンの量、羽毛、巣材、鳴き声、飛来方向などを確認し、建物全体から侵入経路を特定することが重要でございます。
2.防鳥ネットで物理的に遮断する
物流倉庫で最も確実性の高い方法の一つが、防鳥ネットによる物理的な侵入防止でございます。
庇、荷さばき場、吹き抜け、屋根裏、開口部などを適切な防鳥ネットで遮断し、鳩が内部へ入れない環境をつくります。
ただし、ネットを設置するだけでは十分ではございません。
| 防鳥ネット設置時の考慮点 |
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• 建物との間に隙間がないか • シャッターや設備の動作を妨げないか • フォークリフトや大型車両と干渉しないか • 強風や紫外線に耐えられるか • 点検や設備更新の際に支障がないか |
こうした条件を考慮した設計と施工が必要でございます。
わずかな隙間や固定不良がございますと、鳩が侵入したりネットが垂れ下がったりするため、物流倉庫の構造を理解した専門的な施工が求められます。
3.梁や配管に防鳥スパイクを設置する
鳩が止まりやすい梁、看板、配管、照明器具、庇などには、防鳥スパイクを設置いたします。
防鳥スパイクは、鳩を傷つけるためのものではございません。着地や滞在をしにくくして、別の場所へ移動させるための対策でございます。
ただし、設置範囲が不十分だと、鳩がスパイクのない場所へ移動するだけになってしまいます。鳩の行動範囲を確認し、必要な場所をまとめて対策することが大切でございます。
4.電気ショック式防鳥システムを活用する
景観上ネットを設置しにくい場所や、広い面に鳩が止まる場合には、電気ショック式の防鳥設備が有効でございます。
鳩が接触したときに微弱な刺激を与え、その場所を危険な場所として学習させます。
設置場所や建物構造によって向き不向きがあるため、防鳥ネットやスパイクとの使い分けが重要でございます。
5.フン清掃と除菌を同時に行う
鳩には帰巣本能があり、フンや巣が残っている場所へ戻ろうとする傾向がございます。
そのため、防鳥設備を設置する前後には、蓄積したフンや巣材を取り除き、必要に応じて洗浄・除菌を実施いたします。
フンを乾燥したまま掃いたり、強く吹き飛ばしたりいたしますと粉じんが広がるおそれがございます。大量に蓄積している場合は、適切な保護具と手順による作業が必要でございます。
シャッターを閉められない倉庫ではどう対策する?
稼働中の物流倉庫では、搬入口のシャッターを常時閉めることが難しい場合がございます。
その場合は、次のような対策を組み合わせます。
| シャッター開放時の対策例 |
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• 防鳥カーテンやシートを設置する • 開口部周辺に防鳥ネットを設置する • 鳩が待機する庇や看板にスパイクを設置する • 搬入口周辺の餌や水を除去する • シャッターの開放時間を見直す • 侵入後に止まる梁や配管を対策する • 定期巡回で巣作りの兆候を早期発見する |
倉庫の稼働を止めずに施工できる場合もございます。作業車両や従業員様の動線、入出荷スケジュールを確認し、安全な施工計画を立てることが重要でございます。
「鳩の侵入を完全に防ぐ」ために必要なこと
鳩の侵入を限りなくゼロに近づけるためには、一つの商品や方法だけに頼らず、複数の対策を組み合わせる必要がございます。
重要なポイントは次の5つでございます。
| 根本解決のための5つのポイント |
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1. 建物全体の侵入経路を調査する 2. 防鳥ネットなどで侵入口を物理的に塞ぐ 3. 梁や庇などの滞在場所をなくす 4. フン・巣材の清掃と除菌を行う 5. 施工後も定期的に点検する |
特に大規模な物流倉庫では、部分的な対策だけでは鳩が別の場所へ移動し、被害範囲が広がることがございます。
建物全体を確認し、鳩の侵入・移動・休憩・営巣までを一つの流れとして捉えた対策が必要でございます。
巣や卵、ヒナがいる場合の注意点
鳩を含む野生鳥類やその卵は、鳥獣保護管理法によって保護されております。
許可なく卵を撤去したり、ヒナを捕獲・処分したりすることはできません。すでに巣が作られている場合は、作業前に巣の状態を確認し、法令に沿った対応を検討する必要がございます。
自己判断で撤去せず、専門業者または関係行政機関へご相談くださいませ。
物流倉庫の鳩対策は専門業者へご相談ください
サンクトラストジャパン株式会社では、物流倉庫・工場・商業施設などの鳩対策工事に対応しております。
防鳥ネット、防鳥スパイク、電気ショック式防鳥設備を、建物の構造や鳩の生息状況に合わせてご提案いたします。
また、ロープアクセス、高所作業車、ローリングタワーなどを活用し、高い天井や梁、庇、外壁などの高所にも対応可能でございます。
ビルメンテナンスの経験を生かし、防鳥設備の施工だけでなく、鳩のフン清掃や衛生面にも配慮した作業を行っております。
| このようなお悩みはございませんか? |
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• 倉庫内に鳩が侵入している • 梁やラックの上に鳩が止まっている • 商品やパレットへのフン被害が発生している • 他社で対策したが被害が再発した • 既存の防鳥ネットが破損している • 倉庫を稼働させながら施工したい • 複数拠点をまとめて調査・対策したい |
このようなお悩みがございましたら、被害が拡大する前にご相談くださいませ。
現地の状況を確認し、物流動線や倉庫の稼働状況を考慮した鳩対策をご提案いたします。
まとめ
物流倉庫の鳩被害を根本的に解決するには、追い払いだけではなく、侵入経路を特定して物理的に遮断することが重要でございます。
防鳥ネット、スパイク、電気ショック式防鳥設備、フン清掃を適切に組み合わせることで、鳩が侵入・滞在・営巣しにくい環境をつくれます。
鳩のフンによる商品汚損や設備劣化が発生する前に、早めの調査と対策をご検討くださいませ。
物流倉庫の鳩対策・現地調査・お見積もりは、サンクトラストジャパン株式会社へお気軽にお問い合わせください。
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