夏対策シリーズ② 【第2回】屋根・ベランダの“熱+フン”が建物を壊す
2025年7月24日
夏対策シリーズ②
【第2回】屋根・ベランダの“熱+フン”が建物を壊す
夏の鳩フンが与える構造的ダメージとは?
夏は鳩フン被害がもっとも深刻化する季節です。
前回は健康や衛生リスクを取り上げましたが、今回は建物そのものが受ける物理的なダメージにフォーカスします。
特に屋根やベランダ、外壁、手すりなどの露出部分は、強い日差しと高温により、鳩のフンと合わさって建材を腐食・劣化させる原因になります。
なぜ夏は“フン+熱”のダブルダメージになるのか?
鳩のフンに含まれる「尿酸」や「アンモニア」は強い酸性を持ち、
特に夏の高温でフンが乾燥・焼き付くと、建材に密着し化学的な腐食が進行します。
コンクリート:アルカリ性を失い中性化が進行 → 鉄筋腐食・構造劣化
金属:酸と水分により急速なサビ・穴あきを引き起こす
屋根やベランダで起きやすい被害の例
■ コンクリートの劣化
• 表面の中性化 → 微細なひび割れ
• 内部の鉄筋腐食 → 構造体の強度低下
■ 塗装・防水層の剥離
• 高温で膨張+フンによる酸性破壊 → 防水性能が低下し雨漏りに直結
■ 金属製部材の腐食
• 手すり・排水口・室外機架台がサビ・変形・機能不全を起こす
被害が放置されがちな理由
• 高所や屋外のため日常では見えにくい
• 「ただの汚れ」と思い込み、清掃を後回しにしやすい
• 夏は外での作業が億劫になり、点検・除去のタイミングを逃しやすい
では、どう対策すれば良いのか?
1. 定期的な目視点検
屋根・ベランダ・看板の上などにフンが蓄積していないかを確認
2. 付着フンの早期除去
乾く前の柔らかい状態で中性洗剤や専用除去剤で清掃(※水道水+ブラシは逆効果になる場合も)
3. 再発防止策の導入
・防鳥ネットの設置
・鳩がとまりやすい縁やフチに剣山・ワイヤー
・ベランダや屋上の物置を片付けて営巣スペースを排除
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まとめ:構造物の寿命を縮める“静かな侵食”
鳩フンによる腐食は、目に見える汚れの奥で建材そのものを弱らせていきます。
とくに夏は、フンの成分と熱の相乗効果で被害が拡大しやすいため、**「早めの気づき・早めの対処」**が何よりも大切です。
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