世界の鳩事情〜パリの鳩、ニューヨークの鳩、日本の鳩〜

2025年5月29日

世界の鳩事情
〜パリの鳩、ニューヨークの鳩、日本の鳩〜

 

はじめに

「どこの国にも鳩はいるけれど、何か違う気がする…」そんなふうに感じたことはありませんか?

鳩はどの国にも広く分布していますが、実はその**“街との付き合い方”**は国ごとに異なります。
今回は、パリ・ニューヨーク・日本の3都市をピックアップし、それぞれの“鳩との関係”を覗いてみましょう。

 

 

■ パリの鳩:エレガントな街に潜む“手ごわい住人”

◉ 風景に溶け込むが、意外としたたか

パリの石畳の広場や歴史的建造物に佇む鳩たちは、どこか優雅。
しかし、地元の人々にとっては**“フンの被害”や“鳩アレルギー”の原因**として対策対象でもあります。

◉ 観光地での餌やりは禁止が主流

鳩にパンをあげる観光客が後を絶たないため、市が罰則付きで餌やりを禁止している場所も多く、
「鳩にエサをあげないでください」という看板がパリ市内にはよく見られます。

 

■ ニューヨークの鳩:タフで自由な“都会の戦士”

◉ サバイバル能力が高すぎる

NYの鳩は交通量の多い道路や高層ビルのすき間にも営巣し、
ゴミの中から食べ物を探すなど、まさに“タフガイ”。

◉ 市民との距離感は「共存」

攻撃性は低く、スキを見てエサを狙いに来ます。
市民も基本的に干渉せず、**「共にいるのが当たり前」**という空気感があります。

 

■ 日本の鳩:身近だけど、実は“困ったお隣さん”?

◉ 平和の象徴から“厄介者”へ?

八幡神社のシンボルや平和の象徴として扱われてきた日本の鳩。
しかし近年は、ベランダやビルへの営巣被害、フン害が深刻化しつつあります。

◉ 一方で「エサやり文化」が根強い

高齢者や子どもが公園でパンをあげる姿も多く、習性を助長してしまう一因に。
地域によっては、「エサやり禁止条例」も制定され始めています。

 

■ 各都市の“鳩対策”比較表

都市 鳩の印象 問題点 主な対策
パリ 風景に溶け込む フン・観光地の衛生 エサやり禁止、清掃強化
ニューヨーク タフで自由 ゴミ漁り、建物の営巣 ゴミ管理、物理的バリケード
日本 身近で親しみ ベランダ営巣、鳴き声、フン害 防鳥ネット、地域条例、清掃強化

 

■ おわりに

「どこにでもいる鳩」だからこそ、その国や都市の考え方が反映される存在なのかもしれません。
鳩をどう扱うかは、私たちの「共存への姿勢」が問われるテーマでもあります。

 

そして日本では、被害が生活に直結する場面も多いため、正しい知識と適切な対策が今、求められています。
「身近な鳩、でも被害は深刻」
鳩との共存を考えながら、あなたの暮らしを守るために。

 

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